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biohazard 0 Prologue

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The biohazard 0 Prologue is a short story written by Benny Matsuyama, which appears in the biohazard 0 KAITAISHINSHO. Due to the status of Studio BentStuff and the Famitsu-Capcom partnership, Benny Matsuyama's works are to be accepted as part of the mainstream canon.

Prologue

The forest at night inherently has not been such as enveloped in silence.
Countless insects play and exchange disordered sounds, and nocturnal wildlife — the Arklay Mountains are located here in the American Midwest; the ground is dominated by coyote wildcats and owls the sky — engage in hunting and dinner sounds.
And close to the the nightjar canope is a high-pitched, roaring barrier.
The darkness of the forest in the summer has been loud and full of signs of life.

    夜の 森は、本来静寂になど包まれてはいない。
      無数の虫が奏でる無秩序な響交と、夜行性の鳥獣——アメリカ中西部に位置するここアークレイ山地では、 地表をコヨーテ山猫が、 空をフクロウが支配する——が狩猟と晩餐にいそしむ物音。
 そして樹冠近くではヨタカが甲高い咆哮の結界を張る。
 夏の樹海の闇は、 生命の気配と騒 がしさに満ち盜れている。
     しかし、 この夜——1998年7月23日の午後8時週ぎ、 ラクーン森林地帯のとある一角は異様な静けさの中にあった。
その一帯だけは、 梢を揺らして飛び立つ鳥の羽ばたきもなければ、 領地を巡回する肉食の獣が立てる葉擦れの音もない。
虫さえも息を潜め、 ただ沈黙だけが重く空間に横たわっている。

Epilogue

いつの間にか始まり、 私たちを呑み込んだ身の毛もよだつ悪夢は、 ようやく終幕を迎えようとしている。

狂気と恐怖を調合して爆発的な化学変化が引き起こされたような、 あるいはこのむごたらしい夢を生み出した悪意が具現化したような存在は今、 闇に属するものを浄化する朝の光に射し貫かれ、 灼かれる苦悶におぞましい巨体をくねらせた。

不死身のジークフリートにただひとつ残された、 龍の血を浴びそこなった背中の急所――女王ヒルにとってそれは太陽だった。 開放されたゲートからなだれ込む陽光が、 マーカス博士だったものが獲得した底なしの再生力を奪い取り、 ただの人間に不死者を葬り去る機会を与えてくれたのだ。

そう、 チャンスはこの一瞬。 私が投げたマグナムはもう、 信頼できるパートナーのもとに――ビリー・コーエンの手の中に収まっている。

彼がずっと心の底に蓄え続けてきた、 罪なき者たちを踏みにじる ”悪” への烈火のごとき怒りが、 裁きの雷となって銃口からほとばしったように私には思えた。

ただ一発の弾丸が、 それまで数十発を撃ち込まれようとひるまなかった無敵の肉体に吸い込まれた。 日光にさらされた女王ヒルの身体にもはや強度は残っていなかったのあ、 着弾の衝撃で変形拡散することなく、 鉛の弾頭はその中心部をまっすぐに貫通する。

この一撃が、 巨体を束ね上げる最後の結び目を破壊していた。 中枢を撃ち抜かれた怪物は半ば爆発するように砕け散り、 そのままリフトの縦六へと、 四散した肉体を落下させる。

太陽に拒まれたけがれた肉塊を、 大地の弓力が本末あるべき場所へ――地獄のとうな地の底へと送還する。

ほどなく、施設の奥深くで爆発が起きた。 それはやがて悪夢の痕跡を残らず呑み込み、 この常軌を逸した事件の真相を瓦礫の中に葬り去った。

生き残った私たちの記憶を除いて……。

命の救い手となった太陽の光を思う存分に浴びて、 私は生き返ったような、 身体にこびりついた悪意の飛沫

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