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Biohazard kaitaishinsho - pages 006 and 007

"Chris Redfield" is a short document written by Benny Matsuyama which appears in the biohazard Kaitai Shinsho guide. It is a biography written from an in-universe style, leading up to the events of the game. Due to the nature of the Studio BentStuff and the Famitsu-Capcom partnership, all of Matsuyama's writings for such books are to be accepted as part of the mainstream canon.

Transcript Edit

一体いつから始まっていたんだろう。
消息を絶ったブラヴォーチームの捜索に、 ヘリで飛び立った時だろうか。
それとも、 このラクーンで発生した怪事件の、 その第一報を初めて耳にした時点なのか。
いや……2年前、 ラクーン市警に新しく創設される特殊部隊にスカウトされたあの日に、 この道筋は決まっていたのかも知れない。
いずれにせよ、 気がつけば俺たちS.T.A.R.S.は、長い悪夢のまっただ中に放り込まれていた。 そのままでは决して覚めることのない、 血と死臭と恐怖がべったりと塗りたくられた狂気の世界に取り込まれていたんだ――。

アメリカ中西部のありふれた地方都市ラクーンシティ返郊で、 孤立した民家が10人前後と思われるグループに襲われ、 住民が惨殺されるという事件が起きたのはしばらく前のことあった。
現場は、 目を覆いたくなるようなひどい状況だった。 被害者の遺体はほとんど、 親兄弟でも見分けがつかないほどに損壊されていた......この表現でもまだ、 この事件の暴力性・異常性は一割も伝えられていないあろう。
言いかたを変えよう。 被害者の何人かの身体は、 骨や筋肉組織を除いてあらかた消滅していた。 顔の肉から、 裂かれた腹の中身に至るまで......。


ところが、 何の進展も見せないままに捜査は行き詰まる。


余裕が無りに変わり、 捜査方針の転換を余儀なくされたところで、 第二第三の ”人喰い” 事件が発生した。
ラクーン市警は、 もうなりふり構ってはいられなくなった。 犯人の特定がなされず、 要救助者も存在しない段階では極めて異例のことだったが、 凶悪な連続猟奇殺人集団に対処できる部隊として、 本来は対テロ及び人質救出のスペシャリストである俺たちSTARSの投入が決定された。 そしてアークレイ山中を含むラクーン森林地帯の広域捜査にブラヴォーチーム6名が派遺され......。
通信は途絶えた。

ヘリで捜索に向かった俺たちアルファチームの眼下に、 墜落した機体があった。 ブラヴォーチームを乗せていたはずのヘリ――だが、 中にはパイロットを務めるケビンの死体だけがあった。 何かに襲われ、 むごたらしい傷痕の刻まれた屍が。
そう......俺はもう悪夢の中にいた。 夜の森で、 突如襲いくる異形の狂犬ども。 チームを置き去りに飛び立つヘリ......。 俺たちは追い立てられ、 闇の向こうに浮かび上がる洋館に逃げ込むほかに選択肢はなかった。
背後で両開きの大扉が閉まり、 重くきしむ。
それは、 悪夢の檻が獲物を誘い込み、 錠を下ろした音だった。

SourcesEdit

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